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jig.jp

Diary — enjoji.yasujiro @ 11:20 AM

実は僕は出身地は岐阜ということになっていますが、正確には福井県鯖江市というところで生まれております(母の実家が鯖江のため)。なので福井弁は、前にも書いたけど「はなかぜ」と「ちっくりさす」の2語は自分のボキャブラリーとして入ってます。でもって鯖江の主力産業が「めがね」というのも一応知っております。あるいはかの渋谷で働く社長の出身地が鯖江らしいというのも前に鯖江の叔母さんに教えてもらいました。もちろん僕のおばあちゃんの家がある街であり、鯖江に対する僕の認識は小さな田舎の北陸の街の域を超えなかったのですが...


で、今日ふと思いたって超久方振りに都内某所の粋な勉強会(通称いきべん)に行ってきた訳なのですが、なんでもモバイルコンテンツの世界ではこの鯖江発のモバイルアプリ開発会社のjig.jpという会社が今注目株なんだとか。ふーん、あのメガネしか連想できない鯖江がねえ。そういえば前に某ビジネス誌の記事(←諸事情につきあえてリンクは貼らないorz)で鯖江発のベンチャー企業が取り上げられてたのを読んだ記憶があるのだけど、その特集でとりあげられた会社がその例のjig.jpという会社らしいというのは、今日はじめて点と点が結びついて一本の線になったって感じで自分の中でつながりました。

今までの僕の田舎のIT会社ならびにIT業界のイメージが、大手SIerの下請けの下請けでITヒエラルキーがかなり下のほうに冷遇されている負のイメージだったり、あるいは地方自治体が地域産業振興の一環でインキュベーション支援でいろいろやるけど、ド派手なインキュベート施設を田舎の田んぼの真ん中に建てたはいいがイマイチぱっとしないっていうダメダメなイメージが先行してた訳ですが、なるほど、東京にも支社を置いてスピードの早い東京に軸足を残しトレンドや空気感を感じ取りつつも、でも地方で開発するみたいな東京地方の2極体制だったら、東京のいいところも取りつつ、なおかつ地域の行政の支援も受けられやすかったり、あるいは地方の教育機関、大学だったり高専とか(jig.jpは鯖江高専とコネクトしてる)の優秀な若手学生を採用して開発体制を整備できるといった地方ならではのメリットも享受しつつで、立ち回り方次第で地方で起業するというのも選択肢のひとつなのかもしれないなと思った。一応数年前まで地方のIT屋さんで働いて現在東京に出稼ぎ?に出てきている身の上なので、ちょっと今日の話は結構目からウロコ、というかおもしろかったです、はい。

そういやよく考えると、例えばはてなも目黒区に拠点は残しつつも本社は京都に移したし、ヘテムルでおなじみのペパボも元々は福岡の会社で、たまたま今は渋谷のセルリアンに本社があったりするけど、でも福岡にも開発拠点なりデータセンタがあったりと地方にある程度軸足を残している訳だし、そう考えると東京と地方に2つの拠点を持って双方のいいとこどりでIT起業してビジネス展開していくという戦略もなかなかあなどれないのかもしんない。

追記↓
鯖江市の偉いところは、ハコモノ(インキュベート施設)を最初に作って地元の土建屋に公共事業の仕事を振るという安易な考えを却下して、ベンチャーを入居させるインキュベート施設を既存のめがね会館を選んだ点だよね。その点だけでも岐阜県(しかもTAK梶原)と全然違うところ(でもって先進的)だと思う。

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