実に興味深い。
「ジョー君、チミも成果主義ネタもしくは年功序列崩壊ネタで今までさんざん印税稼いできたのに、モリナガタクロ-のことをいろいろ言える義理ないやん(ジョー、オマエモナー)」っていう揚げ足取りはさておいて、下記の城繁幸氏の指摘は、実におもしろい↓
貧困ビジネスで稼ぐ連中!:城繁幸
http://news.goo.ne.jp/article/php/politics/php-20080917-01.html
最近一緒に仕事をすることが多い会社の同僚は、今までいくつもの外資系企業を渡り歩いたらしいのだが、その同僚曰く「自分が30歳の頃に米国系の製造業グローバル某企業のマネージメント職で就職した時は他の同世代の人間と比べてものすごく給料もらったけど、それは年齢が30歳だからこれだけもらうみたいな日本の年功序列チックな年齢給の概念じゃなく、そのポジションにいくらpayする的な給与の価値観であって、20代であろうが50代であろうが、東洋人であろうがアメリカ人であろうが、そのポジションに就いた人間(でもって十分なパフォーマンスを発揮した人間)つまりマネージャー職に対価を払うみたいな考え方だったなー」てな感じだったらしいのだが、まさにジョー君の指摘は言い得て妙。ていうか最近その外資を渡り歩いた同僚といろいろ話をするうちに影響受けちゃって自分もほぼ同じスタンスになりつつあるかも。(だからこういう文章も書いちゃう訳なんだけど)
その同僚に言わせると、年功序列に毛の生えた程度の評価制度なんぞは人事や総務部が仕事を一生懸命してまっせ的アピールでしかなく、だいたいたかだか500人にも満たない会社組織ないし従業員の給与の格差が300倍もない会社においては人事部とか総務部なんていらんねん!ということらしいが。
2週間前にリーマンブラザーズがつぶれて、世界中で2万人ほどのリーマン社員がクビになり、少なくともウォール街でも4万人もの金融関連の人間がレイオフの憂き目にあうとかあわないとかのニュースが流れたけど、でも逆に言うと日本と違って雇用の流動性というものが欧米ではそれなりにあって、それ故にFRBもダイナミックな荒療治が可能(それを前提につぶしたかどうかは定かならずだけど)な訳で、そういうダイナミックな雇用の流動性が確保されているのは、ひとつに各企業が職能給でなく職務給で雇用しているからなんでしょうね。
まあ職務給だから雇用の流動性が高いのか、雇用の流動性が高いから職務給なのかは知らないけど(あと話はそれるけど、その日本の職能給ないし日本の「家」制度チックな株式会社というのはその語源は自分の予想では「右手に算盤、左手に論語」の渋沢栄一もしくは一橋家の名残なのだと勝手に思うのだけど、ああそれは飛躍しすぎか?)、少なくとも日本の場合は社員をリストラするなんてことは、年功序列長期雇用家制度的ニッポン株式会社ではそもそもの長期雇用を前提とするところを全否定するようなもんだから大量レイオフ&雇用流動化を高めるということはなかなか難しいよね。
とりあえず「暴走する資本主義」は読むかもしれないリストに入れておこうっと。