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ちゃかぽん

TV — enjoji.yasujiro @ 8:58 PM

先週のNHK大河ドラマ「大奥」(←ん?こんなタイトルだったっけ?)の中村梅雀と宮崎あおいの茶室のシーンがこのブログとかで絶賛されていたのでさっき再放送を見てみたのだけど、確かにいいシーンだった。


井伊直弼といえば、安政の大獄で「♪邪魔する~ヤツは、ぶっつぶす、Yeah!」的に攘夷派を弾圧するマッチョな政治家というイメージと、その冷徹さ故に桜田門外でテロられてあえなく落命してしまうカワイソスな悪役のイメージですけど、実は井伊直弼ってwikiで調べてみると、30歳過ぎまで部屋住み(今でいうプータロー)でプラプラしてて、「ちゃかぽん(茶歌鼓)」とあだ名されたくらいお茶とか歌とか数寄の世界をぶっちぎってた人らしく、でもってかの「一期一会」の言葉も井伊直弼が言いだしっぺらしく、道理で茶室で宮崎あおいと対峙するというシチュエーションというのも妙に説得力のある話な訳で、その「自分の役割を果たしたまで」というセリフは静かに闘志を出すというか内に秘めた覚悟とおのれの哲学がにじみ出た感じで何かカッチョよかった。そう僕の中では、中村梅雀といえば2時間ドラマ「温泉若おかみの殺人推理」の人の良い旅館の若旦那兼地元所轄刑事のやさしいイメージ先行だったので、最初の井伊直弼の「剛」のイメージ共々いい意味で裏切られたなー

追記↓
あと何気に宮崎あおいのセリフの「一方だけを見て判断するな」という言葉も秀逸だよね。よくよく考えたら井伊直弼の悪役マッチョな「剛」のイメージなんて、あくまでも攘夷派(or一橋派or朝廷)からみた視点が起因してるのは想像に難くないわけで、悪役とか正義のヒーローといったラベルがあくまでも相対的なものでしかないというのをドラマを見てて久しぶりに思い至ってしまった。いやそのラベルも便宜上分かりやすくてあれなんですけどね。

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